2009年6月7日日曜日

「統計思考力」

表紙に小飼弾氏推薦との文字があり早速購入。

テーマはなかなかおもろいものを扱ってます。

なぜ選挙の開票結果でテレビ局はなぜ
数パーセントの投票率で結果がわかるのか??
とか。

おれはてっきり全母集団のうちの何パーセントか
の開票結果がわかれば結果はほぼ同じなのでは
ないかと思っていた。(日本の有権者は約8000万
だからそのうち10万人の結果でほぼ結果がわかるみたいな
手法があったような・・・・・・。)

別の方法もやっているということがわかった。



ただニュースを見ていてもこのような思考になるには
それなりに訓練が必要だと思う。ただ情報鵜呑みに
していると流されてしまう。


おもしろかったのは出生率についての話。
出生率の定義についてより正確な説明をしていた。
この本見るまで正直勘違いしていた。

データの結果で15-19歳の出生率が実はあがっているという
結果はおもしろかった。年代によっては結果が違ってくるんですね。

また仮定の話ですが状況によっては出生率は今後上昇する可能性
もあるとの話はおもしろい。こういうものの見方を説いているのは
本当におもしろい。

生涯に持つ子供の数が仮に変わらないなら
出生率はいずれ上昇してくるんだとさ。

米ただし本では実際に出生率が上がる見込みは低いとの
専門家の見解を載せています。

何のデータを基にしているのかを疑うのは重要だってところですかねえ。
(ニュースだけみていたらさすがに無理そうだけど・・・。)

今回の本はこちら
http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%8D%E9%80%8F%E6%98%8E%E3%81%AA%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%82%92%E8%A6%8B%E6%8A%9C%E3%81%8F%E3%80%8C%E7%B5%B1%E8%A8%88%E6%80%9D%E8%80%83%E5%8A%9B%E3%80%8D-%E7%A5%9E%E6%B0%B8-%E6%AD%A3%E5%8D%9A/dp/4887596995

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